プロフィール

はじめまして。

『自分を好きになれるカウンセリング』

カウンセラーの和世(かずよ)です。

「カウンセリング?私には必要ない」と思っているけど

色々な場面で、なかなか一歩が踏み出せなかったり

思っている事を言い出せなかったり・・・

心がずっとモヤモヤしている女性の方へ

「自分が嫌い」から「自分を好き」になれるカウンセリングを

ご提供させていただいております。

私は、当時32歳の父と、27歳の母の第一子として生まれました。

生まれてから一昼夜が経ち、私は血を吐き

その影響で、頭に大きなこぶができました。

お医者様に「このまま助かるか分からない」と告げられ

母は、その事が気になり朝まで寝付けませんでした。

その後、頭のこぶはそのうちに引いてくると言われ

父が待つ家に帰ることができました。

でも母のなかで、出産は怖いもの、になっていました。

幼稚園に入る前の3~4歳の私が一人で外にいると

近所のおばさんが近づいてきて、キャラメルをひと箱差し出しました。

私が受け取らずにいたら、おばさんは私の洋服のポケットに入れて去っていきました。

お礼、言えたのか、お礼を言うのが恥ずかしくて手を出せなかったのか。

キャラメルをもらって、嬉しかったはずだけど・・・

また別の日、外にいるとそのおばさんが歩いてくるのが見えました。

おばさんが通り過ぎるまで、私はずっとかくれていました。

キャラメルがもらえるかもしれない、嬉しい事よりも

お礼を言うのが恥ずかしい、が勝ってしまったのかも。

幼稚園に入る前の年、母が出産で家をあけることになりました。

そのため北海道にいるおばが、私の世話をするために東京まで来てくれました。

それなのに、おばが作ってくれたご飯を、食べない事がありました。

もっと小さい時に北海道へ行き、おばに会ってはいるけれど

この時の私にとって、知らない人と同じだったのでしょう。

父は飲食店勤めで、夜ご飯を済ませて来るので帰りが遅い。

よくは知らないおばと二人きりの毎日が、不安だったのかもしれません。

こんな事もありました。

我が家の引っ越しの手伝いに、父の勤め先の男性が二人来てくださいました。

その方々と父と私の4人で外食。お二人が気になるのか食べられない私に

「恥ずかしいの?じゃあ隠してあげるから」と父はハンカチを広げて

見えないようにしてくれたけど、私は最後まで食べませんでした。

すごく食べたかったはずなのに、一度食べないという態度をとってしまったから

「やっぱり食べる」と言うことができませんでした。

この変な『意地っぱり』はこの先も続きました。